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よくある質問 ~ペット葬儀~

よくある質問 ~ペット葬儀~

ペット葬儀

こんにちは。本日は建宗寺のペットのお見送りの際によく聞いていただいているご質問をいくつか抜粋して皆様にお伝えしていこうと思います。家族やペットもお別れのときは必ず訪れます。そのとき、最後に何がしてあげられるか、どんなお別れにするか知っておくのはすごく大事なことだと思っています。いわゆる「終活」と呼ばれるものです。今回は建宗寺の葬儀の内容でお答えしていきますので、ご了承ください。

よくある質問➀:火葬や葬儀の内容はどのような形ですか、拾骨はできますか?

答え:建宗寺のペットの葬儀は人と同じ形にこだわっています。葬儀、火葬ともに個別での供養となります。来て頂いたらまず本堂にて、葬儀をします。お経に関しても、曹洞宗の仏式に近い形でおつとめさせて頂くので30分程お時間いただいております。そして、葬儀が終わりましたら、本堂の中で、お別れのお時間をご用意しています。皆様、感謝のことば、お別れの言葉、お触れ合いのお時間です。そのあとに、火葬となります。火葬ももちろん個別で執り行い、拾骨も骨壷も費用のページで出している金額の中に含まれているのでご安心ください。また、拾骨をこちらで執り行うことも可能です。皆様のご希望に近い形でお見送りさせて頂きます。

よくある質問②:棺(段ボールなど)は一緒に火葬できますか?

答え:建宗寺の火葬施設は、基本的にはご遺体やお花、ごはんなどしか火葬できません。お棺、首輪、お洋服、厚手のタオルなどは火葬できません。理由と致しましてはご遺骨をなるべくきれいにしてあげたいからです。ご了承くださいませ。

よくある質問③:葬儀にお伺いする際はどのような格好がよろしいでしょうか?

答え:建宗寺で葬儀をする場合、特に衣服の指定はしていません。喪服で来る方、普段着で来る方、仕事着で来る方などさまざまです。お気軽にお越しください。

よくある質問④:火葬はどれくらいまでにした方が良いですか?

答え:時期にもよって大きく変わります。夏場であれば1日程度で、冬の寒い時期であれば3日程度となります。しかし、エアコンや保冷剤、ドライアイスなどで温度を調整することで安置期間を延長することが出来ます。安置の方法と致しましては、お棺(段ボールのような形状のもの)にペットシートを数枚重ねて頂いてからタオルなどを敷いて頂き、お花やごはん、好きだったおもちゃなどを一緒に入れてあげてください。その際なるべく外気に触れないようにタオルをかけてあげると良いでしょう。

よくある質問⑤:建宗寺では火葬のみの供養は行っていますか?

答え:建宗寺では原則火葬のみの供養は行っていません。家族同様にお見送りをしたいという気持ちを強くもっているためです。ただし、あくまで原則なのでご相談がある方はお気軽にご連絡くださいませ。

よくある質問⑥:仕事があり、時間の調整が難しいです。どうのようにすればよいですか?

答え:建宗寺では家族皆様が集まれるように仕事終わりのお時間でも問題ありません。時間にすると、21時開式も受付けています。それ以降のお時間も場合によっては対応可能ですので、一度ご相談ください。また、建宗寺ではお引き取りでのペット葬儀も対応しています。ご自宅までご遺体を引き取らせていただき、私たちの手で通常の葬儀同様におつとめさせていただきます。そして、骨壷にてお返し、もしくは建宗寺で納骨することも可能ですのでご検討ください。

よくある質問⑦:ペットのお見送りの際に全体でかかるお時間はどれくらいでしょうか?

答え:建宗寺の場合まず葬儀をします。受付やお経、お別れのお時間を含めて大体1時間程度です。そして火葬にうつります。火葬は個体によっても差がありますが、小型の子で1時間弱。中型の子ですと1時間前後。大型の子で1時間半~2時間弱程度です。そこまでで、2時間~3時間半程度です。納骨を希望される方は、プラスで10分程かかります。

いかがでしたでしょうか。この中に自分たちにあてはまる質問がなかった方もいると思います。ペットのお見送りに関して、わからないことがあればお気軽にお聞きください。

建宗寺のペット葬儀

ペット葬儀

こんにちは。副住職の舟橋憲吾です。ここでは、建宗寺が執り行っているペット葬儀や火葬について、簡単にご説明させて頂きます。本日は建宗寺のペット葬儀についてお話しさせていただきます。まず建宗寺のご紹介ですが、愛知県海部郡の大治町にある約1000年続くお寺で御座います。そんな中、なぜペット葬儀をさせて頂いてるかお話しさせていただきます。ペットは家族と聞くと当たり前に聞こえるかもしれませんが、供養や葬儀の現場ではまだまだそこには至っていないと感じています。今、ペットのお見送りは火葬のみという方が多くの割合を占めています。もちろんそのこと自体には何も問題はありません。私たちが問題だと思っているのは、知らずに、わからずに供養を選んで後悔をされている方がたくさんお見えになっているということです。建宗寺にもそのような方から多くの後悔のお声を耳にします。葬儀や供養というのは、ペットを見送る大事な儀式であると同時に飼い主様にとっても特別なお時間です。お寺の中で大事な家族であるペットとの思い出を感じながら大事な家族に想いを伝え、儀式を執り行うことは、その後の後悔をへらし、一緒に過ごした想い出をより美しくするのではないかと思っております。

だからこそ、建宗寺では他の寺院様や火葬をされている会社様とは異なり個別での葬儀、火葬しか執り行いません。そんな建宗寺のペット葬儀に流れを簡単にお伝えします。建宗寺の供養は大きく3つに分かれます。1つ目が葬儀、2つ目が火葬、3つ目が納骨です。

3つ目の納骨に関しては希望の方のみですがそれぞれの流れについて詳しくご説明します。

まず1つ目の葬儀ですが、人間の葬儀と同じく、お寺の本堂の中で執り行います。この本堂は人の法事や法要を執り行う環境で、お経に関しても家族の葬儀に近い形で執り行いますのでご安心ください。また、個別葬儀で30分前後お時間いただき丁寧に、ゆっくりお勤めします。そして葬儀の後は、大事なペットにお別れの言葉をかける時間や、触れ合いのお時間をご用意しています。精一杯ペットにお言葉お伝えいただいた後、2つ目の火葬に移ります。火葬に関しては、建宗寺の敷地内にある火葬車で個別での火葬で執り行いますので、移動もなく飼い主さまにとって負担が少ない形になっています。皆様からご遺骨は還ってきますか?遺骨は私たちで拾うことは出来ますか?とよく聞かれますがどちらも問題御座いませんのでご安心ください。遺骨は骨つぼにてお渡しします。骨拾い、骨壷いずれもお布施の中に含まれています。火葬の後ご遺骨を持ち帰りたい方はここで供養は終了ですが、その後納骨希望の方に関しては建宗寺のお堂の中にて納骨をします。納骨のお経を読経後、納骨棚にお納めします。納骨の方法は骨つぼのままお預かりという形をとらせていただきますので、もし仮にその後やっぱり家に持ち帰りたい、樹木葬にうつりたい、埋葬したい、など思いが変わった場合でも対応することも可能ですので、お気軽にご相談ください。

以上が建宗寺のペット葬儀の流れになります。最後にペット葬儀のお布施についてお話しします。建宗寺のペット葬儀は1つのプランしかありません。個別葬儀と個別火葬がセットになったプランです。このプランは大型犬を除き一律35000円でのご供養となります。それ以外のお布施や志はお断りしていますのでご理解をお願いいたします。建宗寺は珍しく、他の寺院様や火葬をされている会社様とは異なり個別での葬儀、火葬しか執り行いません。ペットを家族と同じように見送りたい、飼い主様にとって後悔ない特別なお時間にしていただきたいからです。葬儀もペット葬儀業界では珍しく30分前後お時間いただき人に近い形でゆっくりとお経を読ませていただいています。火葬に関しても、骨拾いや骨壷は金額に含まれていますので、基本的にプラスでかかる費用はありませんのでご安心ください。また、納骨に関しても永代供養で毎年かかる管理費用等はとくになく初回のお経を含めた納骨費用の30000円で永代的にお寺で守っていきますのでそこもご安心ください。ペットにとっても飼い主様に寄り添える寺院を目指しています。もし、お困りごとがあれば、相談だけでも構いませんのでご連絡ください。以上が建宗寺のペット葬儀の説明でした。皆様が納得されるお見送りになることを祈っております。

ペット葬儀業界の今

ペット葬儀

こんにちは。今日は、このテーマについてお話しさせていただきたいと思います。今では、認知もされているこの「ペット葬儀」という言葉ですが、現在のような形になっているのはそこまで歴史の長いものではありません。まずは、「現在のような形」というのをご説明させてください。今大きく分けてペット葬儀は3つに分けることが出来ると思います。1つ目が、私たちのような寺院が主体となって行うペット葬儀、2つ目が、寺院ではなく一般の葬祭業や火葬業者が執り行うペット葬儀、3つ目は行政などが行うペット葬儀です。それぞれでメリットやデメリットがあり、正しいものというよりかは皆様に合った供養を選択しなければいけない時代なのかなと思います。また、この上記の3種類の中にもまだ種類があります。それが、「合同供養」、「個別供養」、「立会供養」、「出張・引取り供養」などがあげられます。昨今供養の種類も多様化しており何体かのペットを同時に供養する方法で費用を抑えたり、骨拾いまで希望される方もいたり、移動手段がないので引取りに来てもらう供養など様々あり飼い主様にとっては選択が難しいかもしれませんが参考までにご紹介致しました。葬儀・火葬に関する供養はこの辺りを抑えてもらうとおおむね問題はないと思いますが、まだ決めなければいけないことがあります。それは、納骨いわゆるお墓のことです。私の個人的な考えとしては、ご遺骨はいつまでも手元に置いてもらっても問題はないと思います。ただし、自分の死後やいつまでも悲しい気持ちでいてしまうと飼っていたペットたちも悲しいと思いますので、どこかでお墓のことも考えなければならないのかなという風には思います。種類としては、合同墓地、個別墓地、一緒に入れる樹木葬、散骨、庭などでの埋葬などが一般的です。私は、納骨いわゆるお墓も正解はないと思っています。人の場合でも変わらないですが、故人、亡くなったペットと自分がどう向き合い、いつまでも忘れないことが大事であると思うのでそれが叶う形であれば問題はないでしょう。ただし、1つの工夫として、納骨をすることはお参りの際の対象物となり想い出がよみがえる1つのキッカケにはなるのではないかなとも思っています。散骨されてお参りができず困っている方も中にはいらっしゃいます。ですので、この納骨に関しては、すぐに決めるのではなく四十九日や、一周忌、三回忌など自分の心が整理できて安心して納骨できる場所が見つかったときお決めいただくことを建宗寺では推奨しております。建宗寺に来てくださる飼い主様に今のお話しをすると多くの方はご遺骨を持ち帰っていただき、それぞれのタイミングでまた納骨におみえになる方が多いです。ここまで葬儀、火葬、納骨の種類をそれぞれご紹介しました。また今後、それぞれのメリットやデメリット、選び方の記事も出させて頂くと思うのでもしお困りの方がいらっしゃれば参考にしていただけると幸いでございます。よく、「〇〇に行って供養をお願いしたのですが後悔しています」、「お経がないなんて知らなかった」など多くのお声をいただくことがあります。まだ比較的新しいペット葬儀で後悔しないために飼い主様には事前に調べるなどの準備をぜひして頂きたいと願うばかりです。

私の個人的な意見ですが、今の形になってきたのも最近のことなのでこれからもしかしたら別の方法も出てくるかもと思います。しかし、大事なことはいつの時代でも変わらないですし、変えてはいけないことだと思います。ペットの供養を通じて「ありがとう」やお別れの言葉を思い残すことなく伝えてもらうことは今後の皆様の人生の中でも尊い時間であると思います。そんな人生のタイミングの中で後悔なくお過ごしいただけることを祈っております。

感謝

ペット葬儀

ありがたいことに毎月、建宗寺にペット葬儀をお願いしてくださる方がたくさんいらっしゃいます。「ここまで手厚く供養してくださってよかったです」、「最期に後悔なくお別れを言うことが出来ました」、「建宗寺さんにお願いして心からよかったです」など多くのお言葉をいただきました。その言葉を頂くたび、私たちもありがたい気持ちにさせていただいています。また、それと同時に感じることもあります。

私たちのもとには多くの飼い主様から後悔の声もいただきます。「ペット供養で、もっときちんと送ってあげたかった」、「建宗寺さんのように人と同じように葬儀したらよかった」などです。まだまだペット供養業界は課題も多くあります。その中でも私たちは、時間がかかっても個別での葬儀にこだわり、家族の皆様とどう向き合うかということを大前提としています。ですので、多くの飼い主様から「ありがとう」をいただくたび、もっとこの業界全体で少しでも飼い主様が後悔ない見送りをできなければならないと力不足を感じます。これからより多くの飼い主様のお見送りをお手伝いできる寺院、業界にしていく所存であります。

これまで多くの飼い主様、建宗寺にご依頼ありがとうございます。これからも供養に限らずお困りのことがありましたらいつでもお越しくださいませ。

ペット葬儀の選び方

ペット葬儀

ペット葬儀と一口に言ってもたくさんの会社様、寺院があります。また、そこで行われる供養も多様です。建宗寺にも多くの方からご意見、ご相談いただくので、ここでお答えしていきたいと思います。

①家族としてお見送りしたい方向け
一般的な人の葬儀は、葬儀・火葬が執り行なわれます。葬儀というのは寺院、僧侶が執り行なうものです。ですので、民間の火葬会社様のスタッフが葬儀を行うことはないと思います。寺院、僧侶にお願いするのが良いでしょう。ただし、ペット葬儀をする寺院というのはあまり多くはありません。お墓も希望される方は事前にその寺院にペットのお墓も用意してくれるか確認も必要です。また、葬儀後も命日にお経を読んで欲しい方はその確認も必要です。
※遺骨の返却可能

②家族として見送りたいけど火葬で充分という方向け

現代では出張火葬というサービスがあります。民間の火葬会社様の多くはこれに該当すると思います。ご自宅の近くまで来てもらうことができるありがたいサービスだと思います。ただし、提携寺院や、霊園等がないと納骨する場所を別で探さないといけなくなる恐れはありますのでご注意ください。
※遺骨の返却可能

③家族として見送りたいけど費用も気になる

寺院、民間の火葬会社に関わらずペットの一般的な供養として合同供養というものがあります。これは、何体かのご家族様が一緒に火葬や葬儀を行うものです。個別で供養を行うよりも当然費用を抑えることができます。ただし、遺骨が返ってこない可能性や後で後悔することもあるようです。
※遺骨の返却不可の場合もあり

④とにかく費用を抑えて供養したい

その場合は、公共の火葬施設にお願いするのが良いでしょう。近くの自治体で行っている場所を調べてそこにお願いすると、1000円〜10000円程の金額で火葬してくれるところもあるようです。しかし、遺骨は返ってこないこと、飼い主さんによってはその時、悲しい想いをされている方もいます。

※遺骨の返却不可の場合あり

いかがでしたでしょうか。
いくつかお話ししましたが、僧侶の立場である私が1番大事だと思うのは、どれだけペットを含めた家族に寄り添ってくれる姿勢だと思います。私たちにも供養の現場で多くの後悔を打ち明ける方がいます。最期のお見送りの時間はかけがえのないものです。後悔なく、家族で見送れたと思える供養であれば私はどこを選ばれても問題ないと思います。ご家族様でしっかりお話しし、幸せな供養になることを心より祈っております。

建宗寺のペット葬儀への想い

ペット葬儀

建宗寺のペット葬儀に対する想いをお話しします。ペット葬儀というとだんだん皆様の認知も含め一般的になってきているのかなと思います。
しかし、ここに至るまでにいろいろな問題もありました。たとえば仏教の世界で言うと、ペット(人間ではない存在)に対してお経を読むのはちがうんじゃないかと考える寺院、僧侶の方もいらっしゃいます。また、現在はあまり聞かなくなりましたが遺骨を山に捨てたり、オプションと言って当初の費用よりも多く請求をしたりそんなこともあったようです。今ももしかしたらあるのかもしれません。
供養は亡くなった故人、ペットのものだけではありません。家族含めた関わったすべての方のためのものでもあります。
そんな中、私たち供養する側が家族としてお見送り出来ていないということは非常に悲しいことです。
ですので建宗寺では供養を通して故人、家族、ペットのみんなが幸せになれるようなお時間にして行きたいと思ってます。
まだまだ、ペット=家族と呼ぶには足りてないことが多いと思います。
私たちは供養の立場から本当の意味で動物と人間が共存できる社会を作れるように精進して参ります。