ブログ, 樹木葬
納骨ってそもそも遺骨を埋葬するのはどうして行うのでしょうか
もともと先祖代々のお墓があるから?
みんながやってるから?
どうしてなんでしょうか?
その意味をお話しする前にわたしが納骨堂を作った訳はというと、30年も前のことですが、檀家さんから相談を受けました。うちには娘が二人でいずれ嫁に行くからご先祖を守っていけなくなるのでどうしたら良いか悩んでいます。いま自分の両親の遺骨を持っておりお墓を建てるかどうしたら良いでしょうか?
この時点では建宗寺の納骨の選択肢は先祖代々のお墓を建てて納骨することしかありませんでした。
わたしはその時何かお応えできないかを考えました。
たまたま、本堂併設の開山堂の老朽化のため改築案が持ち上がりました。折角改築するなら多目的な空間にしたいと思いました。そこで歴代住職を安置する他に檀信徒の先祖代々を安置しさらに納骨ができるように設計しました。
これが今ある本堂納骨堂となりました。当時はまだお堂の中に遺骨を納めると言うのはあまり聞いたことがありませんでしたが、最初に納骨されたのはご相談を受けた方でした。
納骨されたのはずっと持って悩んでいたご両親の遺骨でした。今はその方もお骨になられ納骨堂に入られています。
そしてご遺族となった娘さんがお参りされています。
因みに建宗寺ではお骨は大地に還すという考え方を守っておりお骨は大地と繋がった土の上に納るように造られています。
さてどうしてお骨はお墓に入れるのでしょうか?
先ほども少し触れましたが儒教の思想と仏教が混ざった概念に基づいています。
そもそも仏教ではお墓という概念は存在しなかったと言われています。仏教がインドから伝わってくる間に中国の儒教思想が交わりお墓つまり埋葬するという習慣が合わさり日本に伝わってきたということになります。
儒教は親への孝の思想を教えるものです。親の遺骨を気が良い場所に埋葬することで子孫に良い徳を巡らすという考え方があります。
https://biz.trans-suite.jp/6914
それ故、理にかなったお墓を建てることで今を生きている子孫が安心した生活を送ることができるという教えに基づいています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ 孝
現在の日本でのお墓事情の中にあってもこの思想を踏襲したお墓にしていきたいと考えております。
従って建宗寺の納骨堂も土に還るというコンセプトになっているというわけです。
さて時は過ぎ時代は変わり葬送に対する考え方がおおきく変わりました。
今ではお墓を建てるという考え方も随分変わってきました。
核家族が当たり前になり自分の家を持ってその家からはまだ葬儀を出したことがないというのがほとんどです。
実家には仏壇があってもなかなかお参りできない。
となるとそういう環境で育った子供たちは尚更手を合わせる機会がなく手をあわせることをしないで大きくなる。こういう連鎖が現状を作ってきたのだと思います。
しかし、誰しも両親はいます。その両親にも親はいます。自分が産まれるには2代前から6人のルーツがあります。
わたしはご先祖の法要の時に今貴方がいるにはお爺さんお婆さんまで遡るだけでも6人の方がいます。少なくとも亡くなっていようが生きておられようがちゃんと誰かはわかっておいてください、と。
人が亡くなると葬儀をします。葬送は亡くなった方への感謝を伝えます。つまり残された自分達がそこで区切りをつける儀式です。
家族葬という言葉が流行っていますが葬儀の大きさではなく、その意味を全うするように建宗寺では考えて執り行うようにしております。
さて葬儀の後遺骨になられたご先祖様はどこに行かれるのでしょうか
これには本当に行った方のお話を聞くわけにもいかず、遺骨はただの物で魂は別物という解釈もあるでしょうし、遺骨そのものをイコールとする考え方もあるでしょう。
いずれにしても粗末に扱っていいものでは決してないはずです。
これは日本人として育った文化や生活習慣の中に根付いているもので誰しも同じように持っている感覚で理屈ではありません。
ご遺骨を納める時期は人それぞれでいいと思います。
いずれは土に還していただくのがよろしいかと思います。
https://jumokusou.kensouji.com/
建宗寺の納骨の選択肢は
本堂位牌納骨堂
樹木葬
先祖代々墓
現代のお墓事情に鑑みてご相談させていただきたいと思います。
樹木葬
こんにちは。先週はペット葬儀についてのよくあるご質問をまとめさせていただきましたが、今回は樹木葬のテーマでよくある質問をご紹介します。故人様を想う上でお墓参りは大事な行事であると思っています。そんな、お墓をどう選ぶかにも繋がっていきますので是非参考にしていただけたら幸いです。(ペット葬儀のときと同様、建宗寺の樹木葬の中でお答えしていきます。ご了承ください)
よくある質問➀:戒名をもっていないのですが、それでも樹木葬に入ることはできますか?」
答え:問題ありません。実際に戒名ではなく、俗名(実際のお名前)で入られている方もいます。ただ、気になる方は一度ご相談ください。戒名をつけることもできます。
よくある質問②:散骨とはどう違いますか?
答え:散骨は海や山に「納骨」というよりかは、「まく」という表現が近いと言えると思います。場合によっては、散骨できない場所があったりしますし、お墓参りに行く場所がわかりづらいという点があります。樹木葬の場合は樹木とありますが、建宗寺の場合はお花や草花に囲まれたお庭の中にお墓があり、その中にお参りする墓標もあります。おすすめはどちらを選んだ際も見学やお話しをきちんと聞いてから決めるのは良いでしょう。
よくある質問③:先祖代々のお墓から樹木葬に移ることは可能ですか?
答え:できます。「お墓が遠く、お参りがいけない」、「跡取りがおらずお墓を守れなくなった」など理由はさまざまですが、墓じまいをされる方は近年増えています。その後のご遺骨の行く先として樹木葬を選ばれる方が増えてきています。移動される際は、墓じまいのときにご遺骨を残してもらうこと、もともとの寺院や霊園に確認をとること、役場でのお手続きなどもありますのでご確認ください。
よくある質問④:お墓のデザインは選べますか?
答え:できます。故人様の好きだった趣味(車やバイク、お花、食べものなど)を彫られる方が多いようです。彫刻費が別途かかってしまいますが、色をつけることもできます。建宗寺の胡蝶庭園の流れとしては、樹木葬のお申込みの際にイメージ原稿を提出して頂いています。そして、その原稿をもとにイメージ案をこちらからお出しします。その案に不備がなければ、彫刻に進んでいくという流れです。ですので、一度確認の手順があり、皆様のイメージからかけ離れた彫刻になることは避けるようにしています。お気軽にご相談ください。
よくある質問⑤:なるべく早く墓石が欲しいです。どれくらいお日にちかかりますか?
答え:時期にもよりますが、1か月前後はかかると思っておいた方がよろしいかと思います。例えば、四十九日法要までにご用意されたい方、次の命日に合わせてお参りしたい方は逆算して余裕をもったご予定で動かれるといいと思います。慌てて選んで後悔のないようにしてください。
よくある質問⑥:ペットと一緒に眠るとはどういうことですか?
答え:樹木葬の場合、ペットと眠ることが出来る墓地は少なくありません。ただし、どのように埋葬、納骨するかはそれぞれの霊園、寺院によって中身は変わると思います。建宗寺の胡蝶庭園では、人のご遺骨はさらしの白い布に包んで埋葬します。ペットのご遺骨は骨つぼの状態で納めます。ですので、樹木葬の間はペットと一緒に眠ることが出来ます。また、ペットのご遺骨が何体か納めたいという方がいらっしゃいます。この場合は、全部のご遺骨は入りきらないので分骨(ご遺骨を分けて一部を樹木葬、一部をお堂に納骨など)をして樹木葬に入ってもらう形になります。なかなか文面ですとわからないことも多いと思いますので、一度見学にお越しください。丁寧にご説明させて頂きます。
いかがでしたか。近年では、樹木葬や納骨堂など多くの言葉があり違うものかのように感じてしまいますが、基本的に、永代供養のお墓であり、大きくは変わらないので樹木葬でお悩みの方はそこを前提において考えるとわかりやすいかもしれません。
樹木葬
こんにちは。まだまだ寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。風邪やウイルスにかからないようにお気をつけてお過ごしください。では今回のテーマですが、樹木葬の選び方第二弾です。以前樹木葬の選び方について記事を出させていただきましたが、その際は樹木葬とその他のお墓を比較し、それぞれのメリットやデメリットまた、こんな人に適しているのではないかを私の考えからお伝えさせてもらいました。今回はその中でも樹木葬に特化した形でお伝えできたらと思いますので、お墓に悩んでいる方は参考にしてもらえたらと思います。樹木葬と一口に言っても実は中身は様々です。共通していることは木々や草花に囲まれた場所にあるということです。また永代供養であることです。永代供養とは、ご存知の方も多いとは思いますが、寺院や霊園が存続する限り管理、供養するという意味です。跡継ぎがいない方、子供に負担をかけたくない方、墓じまいの後のお墓として近年注目されています。また多くの樹木葬の場合、宗旨・宗派は不問であることが多いです。宗教をもたない方、寺院付き合いが別ですでにある方でも安心して眠ることが可能です。その他にもペットと一緒に眠ることが可能な樹木葬もあります。先祖代々墓や納骨堂ではあまりペットと一緒に入れるお墓は聞いたことはありませんが樹木葬ではそこまで珍しいものではないようです。そんな樹木葬ですが、多くの種類、タイプがありますのでその辺りを今回はご説明していきます。まず外観のイメージとしては主に3種類あります。和風のイメージの樹木葬、きれいなお庭のようなイメージのガーデンタイプ、山などの自然の中に眠る里山タイプの3種類です。ただし、当然のことですがそれぞれのタイプの中でも各霊園や樹木葬によって大きく雰囲気が異なります。お庭のようにお花や草木に囲まれている霊園もあれば桜や松のように大きなシンボルツリーがある霊園もあります。外観にこだわってお墓選びをしたい方は複数の樹木葬をご見学に行かれることをお勧めします。次に選択しないといけないのは、運営管理している母体です。大きく樹木葬は寺院の中にあり僧侶が管理する樹木葬、一般の会社が運営している霊園の2つあります。僧侶が管理している場合、そのお寺の方が普段から管理していること、お寺の境内の中にあることも多く、安心感は大きいのかなという風に思っています。ところによっては、葬儀や法事をする際はその寺院に頼むのが必須であるケースもあるようなのでお気をつけください。一般の会社が運営している霊園ですと、逆にさまざまな寺院が出入りしているため、お付き合いのある僧侶にお願いすることも可能です。また、寺院内にある樹木葬墓地に比べ、敷地が広い場所が多い印象です。どちらにお願いするかは寺院の付き合いによっても変わるとは思いますが、寺院内の樹木葬にお願いする場合、住職や僧侶の方とお話しし、お人柄や法要に関する考え方を確認してみるのが良いでしょう。最後に、埋葬のタイプです。個別での埋葬と合同での埋葬があります。個別の場合でも、最後に納骨する方から13年や33年経つと合同での供養になることが一般的です。基本的に樹木葬は永代供養で将来的には寺院や霊園が管理する前提のお墓ですので、このような仕組みになっているようです。しかし、中には相談すればより長い時間樹木葬として埋葬できることもありますので、僧侶の方や霊園の方に希望の方は相談してみると良いでしょう。合同での埋葬の場合はその名の通り大きな1つの墓標の中に合同で埋葬する供養となります。一度埋葬すると取り出せなくなるケースがほとんどなので、事前にそこは把握した上でお決めいただくことは必須です。まとめですが➀樹木葬を決める際は必ず見学に行く(できれば複数)②運営母体の把握と寺院墓地の場合は住職や僧侶と話しを聞く③埋葬のタイプの確認をするこの3つは最低限行ってください。お墓や納骨は昨今多くの種類があります。後悔しないために、どのお墓を選ぶにしても「知って」決めることが重要だと私は思っています。もし、お困りのことがあれば相談だけでも構いませんのでお気軽にお電話ください。
樹木葬
こんにちは。新年あけてから寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。風邪に気を付けてお過ごしくださいね。では本日は、樹木葬の選び方をお話しさせていただきます。樹木葬はお墓の種類の一つですが、お墓には、大きく先祖代々墓、樹木葬、納骨堂(ロッカー式、合同墓含む)、散骨(厳密にはお墓ではありません)があります。それぞれで当然ですがメリット、デメリットが異なりますのでこれからお墓を決める方にとって参考になればと思います。(ここで言うメリット、デメリットとはこんな方に向いている、あるいは向いていないという捉え方をして頂けると幸いです)では、まずは先祖代々墓のご説明からです。先祖代々墓の場合、一番の特徴はいわゆる霊園や寺院が管理する永代供養ではなく、息子や孫、子孫につないでいくタイプです。メリットとしては、大きな墓標を持つことができるため人数制限やお供えの自由度が高く、初期費用こそ高価ですが、繋いでいくほど費用面での負担は減ると言えます。デメリットとしては後継者が必要であることと、初期費用が他のお墓に比べて高価であること、後継者がいないときに墓じまいが必要になってきます。地元に今後も住むご予定の家族様、家族でお墓を守っていきたいと考えている家族様に合ったお墓の種類です。次に、納骨堂(ロッカー式、合同墓含む)です。メリットとしては、寺院、霊園にもよりますが先祖代々墓と比べて費用が安いということです。また、近年多く耳にする墓じまいの必要がないこと、後継者がいない方でも安心の永代供養であるということです。逆にデメリットとしては、人数制限があるもしくは、一人ずつの考え方になるということ。墓標が小さいことや、合同墓の場合、お参りしている感覚がもちづらいという方も現実的にいらっしゃいます。納骨の方法によって一度埋葬すると基本的に取り出すことができずお墓を変更することが出来ません。(先祖代々墓→樹木葬または、先祖代々墓→納骨堂に変更される方は多くいらっしゃいます)適している方としては、後継者がいない、もしくは子供にあまり負担をかけたくないと考えている方。費用を抑えてお墓を考えたい方です。次に散骨です。(樹木葬は最期にご説明させていただきます)散骨のメリットとしては、費用が安いということ、納骨堂と同様に墓じまいの心配がない、海や山、川などに散骨するので自然が好きな方にとってうれしいものです。デメリットとしては、お参りする側にとってお参りする対象がなく悲しい思いをすることがあります。また、親戚や近い人に理解されないこともあるようです。法律的にグレーな場所もあるようなので選ぶ際に注意しないといけません。適している方としては、埋葬の仕方より自然な場所に眠りたいと考えている方、できる限り費用を抑えたいと考えている方、周りの方、特にご親族様から理解を得ている方です。では最後に樹木葬です。樹木葬と一口に言っても多種多様なので、建宗寺の樹木葬を例にご説明させて頂きます。メリットとしては、草や花に囲まれたきれいなお庭の中にあるということ、費用は先祖代々墓と比べて抑えられること、個別で墓標をもつことができるため、お参りする側も安心できるということ。後継者がいない、もしくは子供に負担をかけたくない方も安心の永代供養であること、大事な家族であるペットも一緒に眠ることができます。デメリットとしては、個別での埋葬に期間があること、人数制限がある(1人~4人)、墓標が従来の先祖代々墓と比べて小さく、ろうそく、なまもののお供えができないという点です。適している方は、後継者や子供に負担をかけたくないけどお墓が欲しい方、草木や花が好きな方、ペットと一緒に眠りたい方、墓じまいを考えているけど、その後がわからない方です。以上がそれぞれのお墓の説明と、適している方の紹介でした。よく、お墓のことで、「どう決めていいかわからない」、「正しい供養はなんですか」とお話しをいただくことがあります。一番大事なのは、先祖とどう向き合うかです。今自分が存在しているのはご先祖様が繋いでくれた結果です。感謝の気持ちを忘れずに向き合う形がとることが大切です。また自分たちの状況をふまえて後悔ない選択をすること、その際なるべく一人で決めずに親族や近い方とも話、みなさんが納得できるようにすることです。お墓や葬儀などの供養を選ぶという行為は頻繁にあることではありません。わからないこと、相談したいことがある方はぜひご連絡ください。建宗寺はみなさまに寄り添うことを第一に考えているのでお話しだけでも聞かせていただきます。よい選択ができることを祈っております。
樹木葬
建宗寺が選ばれている理由
名古屋駅から車で15分、駐車場16台完備という好立地
一般的に郊外に霊園があることが多いですが、当寺院は名古屋駅から15分と近い場所です。
無料駐車場も16台あるためご家族が別々の車で来て頂くことも可能です。
デザイン性が高く、きれいなお墓
胡蝶庭園は、季節のお花や草木に囲まれたお墓です。
草花の中で眠ることができ、お参りした方にとっても優しい気持ちになれるお墓になっています。
跡取りがいない方、地元でない方でも安心して入れる
跡取りやご家族がいなくても、僧侶が供養をし続けます。
お墓は欲しいけどその後が不安な方にぴったりのお墓の形が樹木葬です。
壇家になる必要がなく、あなたが望むお寺付き合いが出来る
建宗寺では、いわゆる壇家になることを強制していません。先祖を供養したいという想いに応えられる お寺でありたいので寄附の要求も致しませんのでご安心ください。
宗教不問、どんな方でもお申込みができる
胡蝶庭園は、宗派が違う方や特定の宗教をもたない方でも、樹木葬に入ることが出来ます。
多様な価値観に合わせたお墓や供養の形が自由に選べる
壇家になりたい方、そうでない方、永代供養を希望の方、先祖代々墓を希望の方など様々です。
建宗寺では来た方のお話を聞きその方にあった供養をご用意することが出来ます。
葬儀から納骨(お墓)まで一貫して執り行えるお寺
葬儀を当寺院の中で執り行うことが出来ます。一貫して執り行うことにより遺族の方の金銭的、
身体的負担を軽くします。また、希望に沿った供養が出来ます。
法事や施餓鬼など法事の申し込みも可能
樹木葬に入られた方も仏事のお申し込みが可能です。
法事やお盆の際、お彼岸、月参りなど年間でいくつかの行事がありますので希望の方はお問合わせ下さい。
お墓参りの時期に合わせ家族全員で集まれるイベントを開催
建宗寺ではお寺で様々なイベントを開催しております。お参りの時期に合わせて縁日(お祭り)を開いて いるので、家族で楽しめお参りしやすい環境です。
また、習字教室、ヨガなどほかもございますので興味のある方はお問い合わせください。
樹木葬
そもそも「お墓・納骨」とはどうあるべきか
そもそも、お墓・納骨とはなんでしょうか。お墓・納骨について悩まれる方は少なくありません。
おすすめされたお墓でよいのか
何が違うのか
そもそも必要なのか
なぜお墓に入れなければならないのか…。
残念ながら今、お墓というものは商売的な都合で進められてしまうことが多く、
そもそも正しい納骨やご供養に繋がるものではないケースが少なくありません。
なぜなら、墓石を作っている石材店が主導で進めてしまうからです。
本来は、お坊さんがアドバイスすべきところです。
実は、そもそもの部分で重要なことが多くの場合忘れられてしまっています。
お墓は最終的にお骨を収める場所です、つまり「納骨」をする場所です。
この「納骨」についての、大事な伝統的な原則が守られていないことが、少なくないのです。
ただしく納骨をしないと、ご供養にも繋がりません。
後悔ないお墓を建てたい方、わからないことががあればいつでも建宗寺までご相談ください。
樹木葬
よくあるご質問
散骨とはどう違うのですか?
散骨は海にまいたり、山にまいたりするのが一般的で、多くは墓地として認められた場所ではありません。樹木葬は墓地の一画の中で埋葬される正式な墓地です。
自分のお墓の近くに好きな花を植えることは可能ですか?
原則控えて頂いております。景観をそこねる可能性があること、トラブルを防ぐことが理由です。ただし、希望の方はご相談ください。
大事なペットと一緒に眠りたいです。
ペットと家族が一緒に眠ることが出来ますのでご希望の方はお申しつけください。ただし、ペットのみでの埋葬は出来かねます。
申し込みに必要なものはなんですか?
納骨予定の方との続柄がわかる戸籍謄本または住民票が必要です。また、ご契約者様の運転免許証などの本人確認が出来るものをお待ちください。
お寺からいろいろと要求されるのが不安です。
胡蝶庭園では壇家になる、法要の義務はなく自由に選べるようになっています。壇家や法要の希望があればお受けいたしますが、こちらから強制することはありませんのでご安心ください。
戒名は必要ですか?
戒名をもたいない方でも樹木葬を選ぶことは可能です。また、これを機に戒名が欲しいという方はご相談頂けたら戒名の授与も可能ですのでお気軽にご相談ください。
車で行きたいのですが駐車場はありますか?
無料でお使い頂ける駐車場が16台ありますのでご安心ください。
お花やお線香などのお供えはできますか??
花立てなどを用意しています。飲食物などはお参りが終わりましたらお待ち帰りいただくか、胡蝶庭園関係者にご相談ください。
お墓のデザインは選べますか?
胡蝶庭園では、お客様のお好みに合わせてデザインを選ぶことが出来ます。車や動物、花などお好きなものや趣味をご依頼ください。
年間管理料の支払い方法はどのようにすればよいですか?
お墓の契約者様がご存命の間に限りお納めいただきます。毎年3月の間にお振込み、もしくは、春、秋のお彼岸法要を寺院で執り行っているのでその際に現金でお納めください。
見学は可能ですか?
もちろんです。ご自身や、自分の大事な方が眠る可能性のある場所なので、こちらから契約の強要することもありませんのでごゆっくり見てご検討ください。見学時間に関しては、特に決まりはありませんが、説明等をご希望の方は前もってご連絡ください。(052-444-2259)
他の墓地から樹木葬に移ることはできますか?
可能です。「墓じまいをして樹木葬」、「遠いお墓から近い樹木葬」などといった理由で変更される方は多くいらっしゃいます。ただし、もともとの寺院、霊園への確認、役場での手続きがありますのでご注意ください。
樹木葬
先日一部の植栽が入りました。これから花も入りようやく完成となります。
また、建宗寺の樹木葬の名前も正式に決まりました。「胡蝶庭園 樹木葬おおはる」です。
建宗寺は寺紋に蝶々が模されているため一文字いただきました。
樹木葬
今週の工事の進捗
7月の頭から始まった樹木葬 おおはる庭園の工事の8月1日時点の写真です。樹木葬の通路はだんだんと完成に近づいております。今年は雨の影響も大きく若干遅れは出ていますが順調に進んでいるみたいです。お花がないとちょっと寂しいですね。
樹木葬
樹木葬のメリット
メリット➀
自然に還ることが出来るお墓である
樹木を墓標として建てるため自然に還りたい方にとって非常に魅力的なお墓となっています。また樹木葬が増えることは樹木が増えるということなので環境保全に貢献できるという面を持っています。また、最近増えた機械式の納骨堂や埋葬方法によっては自然に還ることが難しい場合がありますのでご注意下さい。
メリット②
先祖代々のお墓よりも費用が抑えられる埋葬方法
皆さんがイメージするお墓はいわゆる先祖代々墓というタイプのお墓です。このお墓のタイプは墓石代や供養料で150万円前後、また年間管理費用も+αされていくお墓ですが、樹木葬は平均の相場が50万円程度になっています。理由としては従来のお墓よりも少ないスペースで埋葬することや、霊園や寺院によってはそもそも墓石を置かないタイプもあるからです。
メリット③
誰でも入ることが出来るお墓
樹木葬は宗旨宗派不問のお墓です。仮に寺院と自分たちの宗教は違っても受け入れて下さるケースがほとんどです。また寺院の檀家になる必要もないことが多いのでそこも安心できる点であると思います。お寺と付き合うことが事情があり難しい方もや寄附を要求されるのが怖いと思っている方は念のために寺院と相談されるのが良いと思います。
メリット④
安心の永代供養
永代供養とは寺院や霊園の管理者が親族の方に代わって管理元がなくならない限り永代的に管理することです。跡継ぎのいない夫婦の方や、独身の方にとっても安心のお墓であると言えるでしょう。今世間のニーズとして親族に負担をかけたくないという方や、核家族化が進みお参りに行く方が減っています。なので、その点でも樹木葬は時代に合ったお墓と言えるのではないでしょうか。
メリット⑤
ペットも一緒に入ることが出来る
寺院や霊園によってはペットも一緒に入ることが出来ます。近年ペットブームや、ペットロスなどの言葉を多く聞くようになり、小さな家族として考えている家庭が増えていることもありそのようなお墓も増えています。
以上が大まかにわけた樹木葬のメリットです。ただし、一口に樹木葬と言っても寺院や霊園のよって内容がかなり違いますので、事前のお問合せや見学に行かれるのをお勧めします。
樹木葬のデメリット
デメリット➀
親族の理解が得られないこともある
樹木葬はまだ広がっている最中のお墓です。身内の方の中には知らないケースも多いと思います。また従来の先祖代々のお墓にこだわりがある方もいることでしょう。また、タイプにもよりますが樹木を墓標とする墓石を置かない樹木葬の場合、お参りに行った実感がないという方も多いようです。あらかじめ親族の方と相談し墓地を決めると良いでしょう。
デメリット②
交通アクセスが悪い場合がある
里山タイプの樹木葬の場合、車でしか行けない場所にあることや山奥にある場合があります。冬のときは雪があり行けないこともあるみたいです。火事を防ぐためローソクや線香などの火の気がダメな場所やお供え物も禁止している霊園もあるみたいです。注意してください。ただ、近年では都心部にも樹木葬は増えているので一概にアクセスが悪いわけではなく、お供え物や火の気もすべての場所で禁止されているわけではございません。
デメリット③
景色のイメージが変わる
人によっては喜ぶ方もいるかもしれませんが、樹木葬というぐらいなので季節や天候によって樹木に変化が起こります。また、管理が非常に大変で草抜きなど、手入れを怠ると見た目が悪くなってしまいます。また、桜の木や松の木など様々な樹木がシンボルとして挙げられますが実際イメージと違うケースもあります。
デメリット④
墓石を置く場合、期間が設定されていることが多い
樹木葬の場合、墓石を置く期間が13年や33年など期間が設定されているケースがほとんどです。しかし、間違えてはならないのが永代供養の場合、その後も合同での埋葬を追加費用なしでしてもらえると思います。先祖代々のお墓の場合は期間はありません。皆さんが思っている永代供養の形であるかどうか確認が必要です。
いかがでしたでしょうか。樹木葬のメリット、デメリットをきちんと理解した上で選べると良いと思います。